KNT-CT、5月の海外旅行は14.6%減、クラツーは堅調
KNT-CTホールディングスの2013年5月の旅行取扱状況(※)で、海外旅行の取扱額は前年比14.6%減の125億1851万円となった。団体が14.0%減の22億9100万円、企画商品が12.7%減の75億6896万円、個人旅行が19.9%減の26億5855万円といずれも低調であった。
団体旅行を扱う近畿日本ツーリスト(KNT)では、一般団体が昨年に見本市などの大型団体を多く扱った反動もあり14.9%減となり、学生団体は3.1%減とほぼ前年並みとなった。
一方、企画商品のうち近畿日本ツーリスト個人旅行は、ホリデイで販売比率の高い東アジア、特に中国が不調で取扱人数が減少。取扱額は28.2%減となった。ただし東南アジアは好調であったという。また、クラブツーリズムについてはチャータークルーズが好調で、アジアや中国の影響は受けたものの1.4%減に留まった。
なお、国内旅行は団体が0.6%増の103億5373万円、企画商品が2.2%増の158億2489万円、個人旅行が1.1%減の38億1292万円。国際旅行は0.5%減の8億3571万円、全体の合計は3.8%減の439億7292万円であった。
※近畿日本ツーリスト(KNT)、KNT個人旅行、KNT個人旅行販売、クラブツーリズム、KNT北海道、KNT東北、KNT中国四国、KNT九州、ユナイテッドツアーズ、KNT商事、KNTアジアの合計値。2012年12月までに掲載した取扱状況の記事では、クラブツーリズム、KNT個人旅行販売(旧KNTツーリスト)、ユナイテッドツアーズの3社の数値は含んでいない