11日からは、国内観光活性化フォーラムの式典に参加し、和歌山各地をめぐる地旅ツアーを実施する。「あなたが主役。南紀ヤオヨロズの旅」をテーマに、1泊と2泊の6コース。白浜や南紀勝浦、川湯、新和歌浦など宿泊地では地元の人たちとの交流会を予定しているほか、高野山での写経など和歌山県が推進する「ほんまもん体験」のプログラムも組み込む。

フォーラム節目　博覧会で花添える

池田社長は「和歌山県は2年前、たいへんな豪雨で大きな被害を受けました。地旅は地域を元気にする交流の旅でもあります。全国から多くの方にお越しいただくことによって、お互いが元気になれるようにと考えています」と話す。

　また、和歌山県はANTAの二階俊博会長の地元でもある。2003年12月に大分県別府市で始まった国内観光活性化フォーラムも第10回の節目を迎えた。

　「第1回フォーラムから着地型旅行をANTA会員で勉強し、推進してきました。それから10年が経ち、地旅博覧会を併催できることに感慨を覚えます。全国のANTA会員の皆さんの協力を得てぜひ成功させたいですね」（池田社長）。

情報提供：トラベルニュース社