アルゼンチン、ブラジル、「イグアスの滝」水位上昇に伴う影響-続報(6、26現在)
「イグアスの滝」の水量について、現地時間2013年6月26日(水)現在の状況をお知らせいたします。
ブラジルのフォーズドイグアス、アルゼンチンのプエルトイグアズ、パラグアイのシウダデルエステの3ヵ国の国境にまたがっているイグアス川の水位が通常の10倍以上に上昇したため、イグアス国立公園内のいくつかの遊歩道が閉鎖にとなっております。
※参考: 6月26日水量:
午前06:00: 17,300立方m / 正午12:00: 15,700立方m / 17:00: 14,300立方m / 20:00: 13,000立方m
また周辺で降り続いた雨の影響により、以下の被害が発生しております:
◎ パラグアイ
* 東部の町、シウダ・デル・エステでは、床上浸水の被害を受けた700棟の住民が避難。
さらに2,000棟の住民に避難勧告が出ております。
* パラナ川のイタイプダムが水位調整のために放水を行ったことにより、イグアス川の水位がさらに上がりました。
◎ アルゼンチン
* プエルトイグアズでは桟橋が流されたため、港が利用出来なくなっております。
* 国道12号の橋付近まで水位が上がっているため、警戒が強まっております。
* エスペランザ地区では学校が休校、また漁も中止になっております
予報では、6月27日(木)~28日(金)に雨は一旦おさまるとされておりますが、週末には再度雨の予報が出ております。
引き続き、イグアスの滝観光に関しては注意が必要です
この時期ご旅行をご予定の方は、最新情報に十分ご注意ください。
情報提供:株式会社ラティーノ、日本海外ツアーオペレーター協会