シンガポール航空、ニュージーランドへの観光需要喚起へ

  • 2013年6月30日

(左から)TNZ日本・韓国地区局長のニック・マッジ氏、クライストチャーチ国際空港航空事業開発ゼネラルマネージャーのマシュー・フィンレイ氏、SQ日本支社長のデイヴィッド・リム氏 シンガポール航空(SQ)日本支社は6月25日、クライストチャーチ国際空港、ニュージーランド政府観光局(TNZ)と3年間の連携協定の覚書に署名した。東京、大阪、名古屋、福岡からシンガポール経由でクライストチャーチ空港に入る観光需要の喚起をはかる。初年度は旅行業界向けの需要促進などの取り組みに総額2500万円以上を投資。2年目以降の予算は1年ごとに策定する予定だ。

 SQでは、シンガポール/クライストチャーチ間をボーイングB777型機で週7便運航しており、日本5空港/シンガポール間の週56便と合わせて利便性をアピールしていく。なお、ニュージーランド線ではニュージーランド航空(NZ)が10月以降の関空線運休を決めており、SQとの提携によりアクセスを確保していくねらいもあると見られる。

※訂正案内(編集部 2013年7月1日12時40分)
訂正箇所:第2段落第2文 誤:ニュージーランド航空(NZ)が関空線を運休していることから

正:ニュージーランド航空(NZ)が10月以降の関空線運休を決めており