日本航空、7月の地域コラボは北海道、限定ツアーも
日本航空(JL)グループは、2011年5月から展開する地域活性化プロジェクト「JAPAN PROJECT」で、7月は第27弾として北海道を取り上げる。プロジェクトは観光客の誘致や地域の特産品のピーアールを目的に地元自治体や企業と連携し、JLグループの機内誌、機内ビデオ、機内食、空港ラウンジ、ウェブサイトなどを通じて魅力を発信していくもの。
「JAPAN PROJECT北海道」では、機内誌「skyward」の国内特集で「北の国。大雪山の麓から」と題して旭川や富良野などを紹介。「この街の名情景」のコーナーでも釧路湿原に焦点を当てた。国内線機内ビデオでは函館を、JALカード会員誌で国際線ファーストクラスの機内誌である「AGORA」では「愛しのローカルフード」で函館の「ガゴメ昆布」を取り上げる。
また、国内線ファーストクラスで北海道の食材を使用した夕食やビールを提供し、一部路線ではスイーツも搭載。国内線ラウンジでもチョコレートや牛乳などの名産品を用意する。また、これらの名産品はJLサイトで通販もおこない、サイト上では北海道出身の客室乗務員が旭川と富良野の魅力を説明するコンテンツも配信する。
このほか、ジャルパックが函館、旭川、札幌、帯広のクーポンを付けた「お買得 夏旅 北海道」を、東名阪の出発で6月10日から10月12日まで設定。さらに、北海道旅客鉄道との特別企画として、「SL JALはこだて号」を7月22日に企画。函館/大沼公園/森間を蒸気機関車C11-207号機で運行するもので、7月21日出発のジャルパック専用ツアーとして販売する。
なお、国際線エンターテイメントプログラムでも映画「探偵はBARにいる2 ススキノ交差点」を導入し、8月31日まで上映する。