エールフランス、震災遺児の仏旅行を支援、乗務員が発案・主催

  • 2013年6月20日

 エールフランス航空(AF)は3月から4月にかけて実施された、東日本大震災の遺児によるフランス研修旅行を支援した。

 この旅行は、在仏日本人の現役・元客室乗務員が2012年1月に設立した「リヤン絆協会」が発案、企画し、日本側の公式協力パートナーとなったあしなが育英会と協力して実施したもの。AFとエールフランス財団は、参加者の子どもたちと付き添い人の航空券、滞在中の費用を支援した。

 旅行には12歳から17歳までの20名が参加。現地ではホームステイ、インターナショナルスクールへの体験入学、製菓・製パンの講習やパリ警察、ルイ・ヴィトン美術館、AF本社乗務員センターの見学などをおこなったほか、ルーブル美術館、ヴェルサイユ宮殿なども観光した。