ジェイティービー（JTB）はこのほど、関西発のエースJTBで「瀬戸内国際芸術祭　2013 in 四国・玉野」と「なつかしの修学旅行」の販売を開始した。四国ツーリズム創造機構およびJR四国と共同開発した商品で、「瀬戸内国際芸術祭」と「うどん県時間旅行物語」の2つのキャンペーンと連動。瀬戸内の島々と香川県それぞれへの観光誘致の促進をめざす。

　「瀬戸内国際芸術祭」は7月20日から9月1日までを夏季、10月5日から11月4日までを秋季として、計108日間開催する。芸術祭のための交通アクセスやルートマップ、スケジュールなどをパンフレットに掲載したほか、芸術祭が開催される各島のモデルコースも掲載している。また、作品鑑賞パスポートと乗船券をセットにしたオプショナルプランを設定。1人用の旅行代金や、1泊朝食付きのプランも用意した。

　一方、「なつかしの修学旅行」では、7月1日から12月1日まで開催されるイベント「うどん県時間旅行物語」と連動。昭和30年から40年代の修学旅行先で、京都に次いで香川県が2番目に多く、当時の修学旅行の夕食メニューで1番多かったのが「うどんすき」であったことから、ツアーの企画に至った。

　ツアーでは、時期・日にちに応じて「こんぴら昭和劇場」でのこんぴら巡り、「りつりん・たまも江戸劇場」での栗林公園散策、「やしま源平劇場」での屋島探訪などを楽しめる。また、ガイドの解説付きの街歩きイベントや、レトロ列車運行イベントも予定。さらに、記念日新聞、記念撮影、ペナントなどを特典として付けた。