JATA旅博、出展好調、会議テーマを決定-前夜祭も開催へ
▽国際観光フォーラムもプログラム概要決定、前夜祭はMICE意識し増上寺で
9月13日と14日に予定する「国際観光フォーラム2013」のプログラム概要も決定。初日は、国際世界観光機関(UNWTO)事務局長のタレブ・リファイ氏が基調講演を実施。その後、「成長から成熟へ 日本人海外旅行マーケットの真価を問う ~日韓台3マーケット徹底比較から明日を切り開く~」をテーマにパネルディスカッションをおこなう。モデレーターは、公益財団法人日本交通公社(JTBF)主任研究員の黒須宏志氏。
2日目は7つのシンポジウムを用意し、午前中は特別シンポジウムとしてJATAが先ごろに開始した「ツアー・オペレーター品質認証制度」の現状や将来展望を議論。午後はアジア市場の分析、旅行会社によるツアーの安全性確保、メディアとツーリズムプロモーション、MICEマーケティングなどのテーマごとに分かれて実施。一部は英語でおこなう。
▽前夜祭でMICEの可能性訴え、三浦雄一郎さんらの特別講演も
今年は、旅博2013の開催テーマを国内向けと海外向けで別に用意。国内は「旅で示そう 日本の元気」とした一方、海外は「Japan-Treasure Islands of Tourism and Opportunity」とし、旅行市場としての可能性を訴える。具体的な取り組みとしても、今年は9月12日に「前夜祭」を開催するが、ユニークベニューとして東京の増上寺を利用。日本の文化や料理もアピールしていく。
このほか、一般日には、80歳でのエベレスト登頂で注目を集めた三浦雄一郎氏、宇宙飛行士の毛利衛氏が特別講演会をおこなう予定だ。