JTBガイアレック、国内で「ロングバカンス」-海外はロンドンも
JTBガイアレックはこのほど、国内で中長期間にわたって滞在する宿泊プランとしてJTBサン&サンで「ロングバカンス」の販売を開始した。JTBグループでは景気回復への期待感から今夏も旅行需要が高まると見ているといい、グループ全体としても企業の長期休暇取得や節電の取り組みに合わせて、ロングステイ型の旅行商品を強化しているところだ。
今回の新商品は5日間から最長で30日間滞在可能なプランで、宿泊日数が増えるほど1泊あたりの宿泊料金が割安になる設定。キッチン付きの宿泊施設やコンドミニアムなど、全国19施設を取り上げた。
また、未就学児や小学生の子どもがいるファミリー層に現地での学習やアクティビティ、地元住民との交流など体験型のプランを用意。一方、一人旅やペット同伴の旅行にも対応し、さらに不在時の自宅を警備する「留守宅ガード」も設定した。
パンフレットには近隣の病院やスーパーの情報も掲載。旅行代金は、例えば斑尾高原の「斑尾高原ホテル」か「モンエール斑尾」で4名1室利用の場合、29泊30日間で1名あたり3万2000円。
なお、JTBガイアレックでは「海外ロングバカンス」もハワイ、カナダ、台湾、マレーシアなどで設定しており、今年は要望が多かったというロンドンを新たに取り上げた。旅行日数は方面によって最長90日間か180日間。往復航空券は含まない現地集合・解散とし、現地では24時間日本語サポート、日本語オリエンテーションなどを提供する。