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UA、デンバー線予約は7割超-乗継メイン、ビジネス需要に期待

  • 2013年5月26日

(左から)UA太平洋地区営業担当支社長のマット・ミラー氏、アジア太平洋・大西洋地区営業担当副社長のジェームス・ミュラー氏、日本地区営業担当支社長の高橋亨氏 ユナイテッド航空(UA)の成田/デンバー線の予約が順調だ。UA日本地区営業担当支社長の高橋亨氏によると、現在予約は7割以上となっており、6月から8月にかけては満席の日もあるという。

 デンバー線はボーイングB787型機の運航再開にともない、6月10日に新規就航が決定している。このほど来日したUAアジア太平洋・大西洋地区営業担当副社長のジェームス・ミュラー氏は、このほど開催したメディア向け懇親会で「B787の運航再開を非常にうれしく思っている」と喜びを示した。

 同氏はデンバー線について、「ビジネス、レジャー両方欲しいが、B787はビジネス向けにデザインされた機材」と説明。デンバー線はB787であるから就航できる路線と述べ、ビジネス需要をねらいたい考えを語った。

 同路線は8割が乗り継ぎ需要となる見通し。デンバーはUAのハブ空港であり、乗り継ぎ利便性が高い。ミュラー氏は日本発のみならず、デンバー発成田経由で、ジョイントベンチャー(JV)事業を実施している全日空(NH)の路線を使ったアジアへの乗り継ぎ需要も見込んでいるとした。

 また、UA太平洋地区営業担当支社長のマット・ミラー氏はデンバー自体への訪問者数の増加もめざす考え。冬のスキーや豊かな自然など、コロラド州の魅力をうろモーションしていく方針だ。デンバーが岐阜県高山市と、コロラド州が山形県と姉妹友好交流をおこなっていることに絡めた修学旅行などの需要も取り込んでいく。

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