関空、4月の国際線は旅客・便数ともに減少-外国人は好調
新関西国際空港によると、2013年4月の運営概況で国際線の旅客数が前年比1%減の93万2998人、旅客便発着回数も1%減の5628回となった。旅客数は18ヶ月ぶり、発着回数は19ヶ月ぶりの前年割れ。
旅客数は円安などの影響で日本人が14%減の45万7680人、通過旅客が40%減の1万8138人と大きく減少。発着回数は台湾やその他アジア方面での増便があったものの、中国方面の減便が響いたという。
ただし、旅客数のうち外国人旅客は20%増の45万7180人となり、4月以外の月を含めて単月としての過去最高値を更新。14ヶ月連続のプラス成長で、日本人とほぼ同程度の水準に拡大してきている。
なお、国内線は旅客数が新規就航や増便などもあり14%増の41万8652人、発着回数が5%増の3381回となっている。