全国商工会議所観光振興大会、岩手で7月に開催 交流観光による復興推進がテーマ
日本商工会議所は7月4-6日、岩手県で「全国商工会議所観光振興大会2013 in いわて」を開く。NHK連続テレビ小説「あまちゃん」人気に沸く岩手の地で、観光による震災復興を考える。
同大会は観光振興によるまちづくりを促進しようと04年から開催。10回目の節目を迎える今回は盛岡商工会議所、岩手県商工会議所連合会と共催で、「復興を推進する交流観光」をテーマに据えて開く。
5日の本大会を前に、4-5日の1泊2日で県内各地の現地をめぐりながらの分科会を開催。陸前高田市の「奇跡の一本松」など三陸、近代製鉄の主要地・釜石、三陸鉄道と観光船の宮古、「あまちゃん」の舞台・北三陸、水産業の拠点・気仙沼の5コースで、被災地の復興の現状と交流観光のあり方にふれる。
盛岡市民文化ホールでの本大会では、パネルディスカッションで「震災復興において観光が果たす役割」「災害発生時の観光客の安全確保」を議論。岩手県立大学の学生による復興支援の活動発表も行う。その後の全体交流会では、「盛岡さんさ踊り」「わんこそば大会」と地元のアトラクションや、三陸の海の幸、奥羽・北上の山の幸も振る舞い、大会を盛り上げる。
6日は盛岡や岩手内陸のほか東北各地でエクスカーションも設定している。
現在参加者を募集中。参加料は本大会のみが5千円、本大会と全体交流会が1万3千円。分科会とエクスカーションは別途参加料が必要となる。
詳しくは、盛岡商工会議所HPの当該ページ(http://www.ccimorioka.or.jp/kankoushinkou/)へ。
情報提供:トラベルニュース社