ロサンゼルス、20年に5000万人めざす、中国重視-日本は40万人

  • 2013年5月13日

 ロサンゼルス観光局はこのほど、2020年にロサンゼルス市への旅行者数を5000万人に増加する目標を掲げた。特に中国を重視する戦略だが、日本も50万人をめざす。

 2012年の旅行者数は4140万人で、海外からの旅行者では中国がオーストラリアを抜いて1位となった。中国では2006年、北京にオフィスを開設していたがこのほど上海でも立ち上げた。

 また、5000万人の目標達成に向けてはホテル客室数を約5200室増加する必要があるほか、コンベンションセンターの拡大によってより大きなコンベンションの誘致もめざす。旅行者が多く期待できる地域では重点的にセールスとマーケティングをおこない、他の強豪地域の先を行く戦略を立てるという。

 日本については現状30万人の規模だが、これを40万人に増やしていく。なお、2013年の合計旅行者数は4200万人との予測だ。