エティハド航空と南アフリカ航空が戦略的提携-コードシェアやFFPなどで
エティハド航空(EY)と南アフリカ航空(SA)はこのほど、戦略的パートナー提携で合意し、広範囲に渡るコードシェアとインターラインの開始、両社による協働と効率化についての協議を開始する覚書に署名した。これにより、EYはSAのヨハネスブルク発着の南アフリカ国内、アフリカ、南米の10路線にEY便名を付与。また、SAはEYのアブダビ発着12路線にSA便名を付与することとなる。
さらに、フリークエントフライヤープログラムでも提携を実施する予定で、相互にマイルの加算や利用が可能になるよう準備を開始する。今後はコードシェア便増加の可能性の模索、購買や営業活動、グランドハンドリング、トレーニングなどでの協働、効率化の可能性を探る協議を開始するという。こうした取り組みにより、2013年は2社計で乗客数は2000万人以上になる見込みだ。
なお、EYの投資先であるエアセイシェル(HM)についても、ジェットエアウェイズ(9W)やSAとのコードシェア提携も同時期に勧められているという。