全日空、B787を北京・台北・上海に投入へ-6月からのダイヤ決定
全日空(NH)は5月9日、ボーイングB787型機の運航再開が可能になったことを受け、6月以降の運航スケジュールの一部変更を発表した。成田発着のシアトル線とサンノゼ線の運航を6月1日に再開するほか、羽田発着のフランクフルト線と北京線にB787型機を再投入。加えて、羽田/台北、成田/北京、成田/上海の各路線についてB787型機を新たに導入する。
国際線ではこのほか、中部/ソウル線と関空/ソウル線の運休を継続。また、6月29日から増便を予定していた成田/シカゴ線のNH1012/NH1011便については、増便時期を延期。9月頃の増便を予定しているものの、詳細は改めて発表するという。
国内線では、B787型機を従来の運航路線に加え、羽田/秋田線と羽田/富山線に投入。また、夏の需要増を見込んで羽田/沖縄線などで増便をおこなう。一方、伊丹発着の福岡線と宮崎線は減便する。