JATAツアーグランプリ、今年は日本・アメリカ観光交流年特別賞を追加
日本旅行業協会（JATA）は「ツアーグランプリ2013」の募集を実施中だ。これは、旅行業における企画力とマーケティング力の向上や、国の観光立国の施策に寄与することを目的におこなうもの。海外旅行、国内・訪日旅行の各部門で企画の独創性や販売・集客性、価格の整合性の観点から最も優れた企画旅行を表彰しており、今年で20回目となる。
今年は新たに追加表彰部門として「日本・アメリカ観光交流年特別賞」を設定。日本・アメリカ観光交流年を記念し、日本からアメリカへの旅行需要拡大に寄与した企画旅行数点を表彰する。
また、例年通り海外旅行部門別グランプリ賞としてパッケージ旅行部門、市場拡大貢献部門、デスティネーション開発部門、SIT部門1点ずつと審査員特別賞数点を表彰。国内・訪日旅行部門グランプリ賞としてパッケージ旅行部門グランプリ1点と審査員特別賞数点も設定した。さらに、最優秀賞として各グランプリや審査員特別賞の中から国土交通大臣賞も表彰する。加えて、応募全作品のなかから海外旅行部門と国内・訪日旅行部門にそれぞれ1点ずつ、観光庁長官賞として選出する。
応募期限は7月5日必着で、所定の応募用紙にパンフレットなど資料を送付し、1エントリーあたり12部を作成して運営事務局に提出する。選考対象は2012年7月から13年6月末までに催行された、募集型または受注型の企画旅行とした。
選考は第1次選考として7月下旬にJATA海外・国内訪日旅行推進委員会と旅行有識者による事前審査を実施し、結果をツアーグランプリ2013審査委員会に上申。審査委員会は8月上旬にグランプリ賞と審査員特別賞を選出する。発表、表彰式は9月14日に開催されるJATA旅博2013内で実施する。