マンダリン・オリエンタル・ホテル・グループはこのほど、「マンダリン・オリエンタル・浦東・上海」を開業した。これは同グループにとって2軒目の中国本土の都市部内にあるホテルとなる。

　マンダリン・オリエンタル・浦東・上海は浦東空港から車で50分の上海の金融地区に位置しており、客室数はスイート44室を含む計362室。同グループによると、プレジデンシャル・スイートは788平方メートルで上海最大規模だという。このほか、サービスアパートメント210戸も備えている。

　ホテルには2種類のレストランやロビーラウンジ、バー、ケーキショップなどを設置。スパや25メートルの屋内プール、フィットネスセンターなどの設備も用意した。また、宴会会議施設では500名が収容できるグランドボールルームや250名が収容可能なオリエンタル・ボールルームのほか、会議室8室を設けた。

　同ホテルでは開業を記念し特別宿泊パッケージを2種類設定。通常の客室またはスイートルームの宿泊で、2泊宿泊で1泊分が無料となる「ザ・セカンドナイト・オン・アス」と、1泊宿泊でホテル内のスパや料飲施設で利用可能な特別クレジットのプレゼントなどをおこなう「ディスカバー上海」を用意した。販売期間は9月30日までで、オンライン予約または電話予約で受け付ける。宿泊料金は3600中国元（約5万7000円）からとした。