プリンセス、日本発着初クルーズは満席-盛大にキックオフパーティ開催
プリンセス・クルーズは今年から開始するサン・プリンセスの日本発着クルーズ「ジャパン・ホームポート・クルージング」の初出航にあわせ、記念セレモニーとキックオフパーティを開催。旅行会社やメディアなど関係者を招待し、華やかに行なわれた。
来日したプリンセス・クルーズ社長兼CEOのアラン・バクルー氏は挨拶で、「日本に25年就航してきたが、今回の日本発着クルーズは日本向けに日程を開発した初のクルーズになる。新プログラムを開始できることは私達にとって大きな喜びだ」と述べた。
また、来賓挨拶では横浜市長の林文子氏が登壇。横浜への寄港の多いプリンセス・クルーズを「横浜にとって大切なお客様であり、ビジネスパートナー」と謝辞を述べ、「美しい外航客船が入港する様は横浜を代表する風景であり、旅への意欲を推進すると思う。多くの旅行者が増えることを期待しており、発着港として気持ちよく迎え入れて、クルーズ振興に支援していきたい」と述べた。
プリンセス・クルーズの日本発着クルーズは、4月27日出航の「洋上のゴールデンウィーク日本・韓国9泊10泊」を皮切りに、7月まで計9本を実施。計1万8000人の販売を予定し、期待通りの推移だという。また、来年の2014年はサン・プリンセスのほか10万トンのダイヤモンド・プリンセスを投入して規模を拡大して運航することを決定しており、10万人の販売を目標としている。
これにあわせて、阪急交通社が14年シリーズの初クルーズ(サン・プリンセス)をホールチャーターすることを決定。ジェイティービー(JTB)は初めて外国船籍と戦略的パートナーシップを締結し、グループで2万人の販売を目指す。バクルー氏は2社に対する感謝を述べるとともに、同様のプログラムを検討中の旅行会社があることを言及。今後も旅行会社を大切なパートナーとして重視していく認識を示した。