日本旅行、女子大生企画の会津若松ツアーを拡充、800名めざす
日本旅行はこのほど、赤い風船で「新島八重のふるさと 会津若松 ~現代の八重に会いに行こう!~」の販売を開始した。これは、跡見学園女子大学との共同開発プロジェクトとして今年1月から3月に実施した「現代の八重に会いに行こう! 会津若松」を拡充したもので、従来の「現代の八重」に会うという人物観光のコンセプトを維持しつつ、ターゲットを明確化するために「女子旅」に焦点を当てた。
1月から3月のツアーはもともと、跡見学園女子大学の学生が風評被害に苦しむ会津若松市への復興支援策として企画したもので、「女性をテーマにした会津若松の魅力発信」をコンセプト、「人物観光」をテーマに設定。新島八重から会津若松の女性の強さを受け継ぐ4名の「現代の八重」との交流をオプショナルプランとして企画した。
3月までは、首都圏各地からのJRと東山温泉「原瀧」の宿泊をセットにしたツアーのみ用意していたが、今回は対象宿泊施設を20軒に拡大。女性同士の旅行に「現代の八重」との交流を取り込んでもらうねらいだ。このほか、周遊バス「ハイカラさん&あかべえ」の1日フリー乗車券を付け、川床での昼食の特別プランも用意している。
設定日は4月1日から9月30日まで。旅行代金は8500円からで、交流のオプショナルプランは、2000円相当のお土産込みで2000円。800名への販売をめざす。