ガルーダ、10月に関空/ジャカルタ直行便開設-B777、長距離線に導入

  • 2013年4月14日

GA社長兼最高経営責任者のエミルシャ・サタル氏(中央)、コーポレート・コミュニケーション担当副社長のプジョブロト氏(左)、日本・韓国・中国・アメリカ地区総代表のリスナンディ・サエプラハマン氏(右)  ガルーダ・インドネシア航空(GA)は10月に関空/ジャカルタ線を再開する計画を発表した。GAが関空からジャカルタに就航するのは、関空/デンパサール/ジャカルタ線を運休した2007年7月以来のこと。関空からジャカルタへの直行便の就航は今回が初めてとなる。週4便で運航する予定で、運航機材はエアバスA330-200型機。

 4月12日に開催した記者会見で、GA社長兼最高経営責任者のエミルシャ・サタル氏は「ロードファクターは70%以上を達成したい」と目標を述べた。GAによると、10年前は日本からの観光客はシンガポールに次ぐ第2位だったが、その後オーストラリアや中国、マレーシアからの観光客数が多くなり、2012年は第5位に転落。サタル氏は「我々としては日本からの訪問者を更に増やしたい」と意気込みを述べた。

 また、インドネシア人の訪日需要への取り組みも強化していく考えだ。サタル氏は2011年は約6万人のインドネシア人が日本を訪問したが、2012年は10万人を超え、さらに増加していると解説。経済成長で所得も増え、旅行需要も高まっているとし、サイクリストの団体旅行などをターゲットにプロモーションを展開していく姿勢を示した。


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