中部、12年度旅客数は2.6%増、発着回数は5%増に

  • 2013年4月14日

 中部国際空港の2012年度(2012年4月1日~2013年3月31日)の実績で、国際線の旅客数は前年比2.6%増の449万77人となった。2010年度と比較すると0.51%減で、ほぼ震災前と同水準といえる。

 月別の推移を見ると、震災の反動もあって4月は27.8%増、5月と6月は16.3%増、16.1%増と2桁増と大きく伸びていたが、徐々に増加幅が狭まって9月に前年並みとなり、10月から2月までは前年割れ。3月は0.1%増の42万7600人となった。

 一方、発着回数は通年で5.0%増の2万9008回。旅客数とは異なり、4月から1月まで前年を上回っていたが、2月に3.5%減と前年割れし、3月は0.5%減の2404回となった。通年発着回数を2010年度と比較すると0.8%増。

 なお、国内線は旅客数が4.5%増の472万1284人、発着回数が0.6%減の5万587回。3月単月では旅客数が2.0%増の41万7789人、発着回数が1.8%減の4233回であった。


※2013年2月と3月は速報値