ミャンマー国際航空、冬にも日本就航へ-GWにチャーター4本
ミャンマー国際航空(8M)はゴールデンウィークに、成田と関空、福岡、沖縄からミャンマーにチャーター便を運航する。8M日本地区総代理店であるエーティービー代表取締役社長の小峰利徳氏によると、8Mでは今年の冬スケジュールで日本への定期便開設をめざしており、チャーターはこれに向けた取り組みの一環。8Mが日本に乗り入れるのは今回のチャーターが初めて。
チャーターの使用機材はエアバスA320型機で、座席数はビジネスクラス8席、エコノミークラス144席。4本ともに往路がマンダレー着、復路がヤンゴン発。航続距離の問題で、成田と関空の往路は給油のためマカオに着陸する。成田と関空については往復12万9800円で個札販売もおこない、旅行会社向けのコミッションも設定している。
機材は、定期便の開設時にはより大きなものとする方針で手配を進めている段階だが、エアバスであればA330型機、ボーイングであればB767型機をドライリースする見込みという。
ヤンゴン線は現在、全日空(NH)が成田から週3便で就航しているが、全席ビジネスクラスのB737型機での運航。サービス内容を削減したエコノミークラス運賃も設定してはいるが、仮に8Mが参入すれば純粋なエコノミークラスが日本市場に投入されることになる。
なお、8Mでは就航に向けて今後もチャーターに取り組む計画で、9月には九州地域から3本が決定しており、追加の1本を協議中。10月と11月にも引き合いがあるという。