ジェット機で行く夏の隠岐 GWは「音つなぎ」/島根
島根県の隠岐観光協会はこのほど、大阪市北区の大阪東急インで観光説明会と商談会を開いた。今夏も大阪から飛ぶジェット便や、ゴールデンウイークに初めて開催する音楽イベントなどを紹介した。
大阪伊丹空港と隠岐空港のジェット便は8月1-31日に飛ぶ。通常はプロペラ機で74人乗りだが、ジェット便は150-160人乗り。就航期間中の毎土曜日は全国で唯一の人と牛が一体となり闘う牛突きの特別興行が行われるほか、搭乗者向けに特産品プレゼントがある。隠岐空港利用促進協議会の齋藤英典さんは「ジェット便を使った商品化をぜひお願いします」と出席した旅行会社担当者に呼びかけた。
GWに初開催する「音つなぎ」は、近藤房之助さんや森田さやかさんらが出演する。島前3島で期間中、随時アコースティックライブが行われる。島前ではこの冬公開された映画「渾身」にちなむ隠岐古典相撲、西ノ島では2年連続で開かれる「しおさい芸術祭」などが紹介された。
昨年惜しくも世界ネットワークへの加盟を逃したが、今年は10月に日本ジオパーク全国大会を開く。火山性の特異な景観や豊かな植生を誇る隠岐ジオパークは引き続き世界認定を目指しており、順調にいけば秋にも世界ジオパークネットワークの仲間入りを果たしそうだ。
そのほか、地元有志で企画している女子旅「島ガール」の滞在体験プラン、昨年から「ご島地グルメ」として売り出し1千食を販売したサザエ丼をはじめ豊富な隠岐の食をアピールしていた。
情報提供:トラベルニュース社