日本旅行は5月から7月にかけて、シリーズ商品「江差線ファイナル」を設定する。同商品は、廃線が予定されている北海道の江差線を観光素材として取り上げ、廃線後の観光振興に繋げていくことを目的として企画したもの。

　商品は毎月1コース、合計3コースを設定。例えば5月は「江差駅・函館駅、秘境駅小幌訪問」のプランで、湯ノ岱・江差間と上磯・函館の2区間を乗車する。また、7月は「天ノ川駅見学と全線完乗」とし、天の川にちなんで七夕の日を出発日を設定。幻の駅とされる「天ノ川」を訪問して通過する列車を見学する。また、函館江差間の鉄道路線を2本列車を乗り継いで、全線を「完乗」する。

　なお、同シリーズは秋のシリーズとして、同地域の紅葉をテーマに商品化する計画。内容が固まり次第順次発表する予定だ。