成田、13年夏スケ国際線は4便増の1419便に
成田国際空港(NAA)によると、2013年度夏期スケジュール(2013年3月31日~10月26日)の国際線旅客便の週間便数は、2012年度冬期スケジュールの1415便から4便増の1419便となる見込みだ。12年度夏スケジュール比では39便増となる。NAAによると、ボーイングB787型機の運航停止により週間発着回数が減少しており、B787が運航開始となれば更なる増加が期待できるという。乗り入れ航空会社は12年度冬期より4社増の83社、乗入都市数は1都市減の98都市となった。
増便した会社は、例えば大韓航空(KE)やユナイテッド航空(UA)、エアアジア・ジャパン(JW)。KEはソウル線、釜山線の増便やホノルル線の開設をおこなっており、ホノルル線に振り替えたロサンゼルス線は運休となったが、合計で14便の増加となった。UAはサンフランシスコ線をダブルデイリー化したことで7便増、JWは12年冬期の釜山線就航で同じく7便増となった。
一方、減便した主な会社は、全日空(NH)、香港航空(HX)、日本航空(JL)など。このうちNHとJLはB787の運休が響き、その他の減便と合わせてNHが11便減、JLが5便減となった。HXは1月から香港線を運休したことで、7便減となった。
なお、国内線はジェットスター・ジャパン(GK)の増便などで12年冬期比で13便増、12年夏期比で125便増となった。