JTB、14年度プリンセス・クルーズ2万名めざす-ディズニーも
▽ディズニー・クルーズを商品化、まずは1000名-ハネムーン強化も
クルーズ取り扱い拡大策として、RRGでは若年層とハネムーンの取り込みもめざす。この一環で、ディズニー・クルーズ・ラインのツアーをパッケージ化。7月から3月にディズニー・ドリームで運航されるカリブ海・バハマ方面のコースに焦点を当てるもので、3・4人目割引などによりファミリー層への販売もめざし、まずは約1000名の取り扱いを目標として掲げる。
また、ハネムーンは2012年度の実績が約700名であったところを約1000名に増やす。平日は仕事で説明会に参加しにくいハネムーナーに土日の説明会を提案するほか、3月末に開店したばかりのウェディングプラザ銀座本店とも連携する。
なお、RRGがクルーズでメインターゲットとしていた富裕層は、「景気に左右されないと思っていた」(藤本氏)が、リーマン・ショックで最も影響を受けたのが邦船の世界一周などロングクルーズ。資産として保有する株や外貨が目減りし、需要が低減したとの分析だ。ただし、政権交代と“アベノミクス”の効果から、現在は復調を予感できる状況という。