トップツアー、1月の海外取扱額は5.4%減、好調方面も
トップツアーの2013年1月の旅行取扱実績で、海外旅行は前年比5.4%減の15億37万円となった。団体旅行は0.4%増と前年を上回ったものの、企画商品が31.7%減、その他個人旅行が2.1%減となった。
団体旅行では、一般団体が6.7%増になったものの、教育団体が41.4%減。教育旅行は2011年の震災により延期となった団体が、2012年1月に移行して実施したケースが多かったためという。一方、個人旅行は、自社企画商品が49.8%減、他社企画商品が21.9%減と減少した。
海外全体の取扱人員は5.0%減で、このうち団体旅行は17.3%減。方面別では、韓国が36.2%増、台湾が36.0%増となったほか、大洋州、シンガポールがプラス成長した。企画商品全体の取扱人員は35.0%減であったが、大洋州が21.9%増、欧州・ロシアが20.3%増となるなど前年を上回る方面もあった。
なお、海外旅行以外では、国内旅行が7.6%減の41億6966万円、訪日旅行が100.6%増の1億6063万円で、その他を含めた総取扱額は5.4%減の58億4291万円であった。国内旅行のうち、団体旅行は一般団体が13.5%減、教育団体は1.5%減で全体では7.4%減。個人旅行は1.5%増、その他の個人旅行は10.9%減となった。