中部、2月の国際線旅客は7%減-国内線も1%減

  • 2013年3月14日

 中部国際空港の2013年2月の利用実績(速報値)によると、国際線旅客数は前年比7%減の33万6000人となり、5ヶ月連続で前年を下回った。国際線旅客便の発着回数も3%減の2114回と減少した。

 同空港によると、国際線旅客数の減少は昨年夏以降の領土問題の影響の長期化が一因との考え。9月は韓国、中国ともに20%から30%減となっていたが、韓国は20%から10%減、中国も20%減くらいまで回復した。ただし、その後回復が鈍化しているという。中部では領土問題以降自粛していた中国、韓国へのセールスプロモーションを2月に再開。今後も力を入れて活動していくことで、韓国、中国市場の回復をはかる考えだ。

 なお、国内線では、旅客数は1%減の35万5232人、発着回数も5%減の3812回と減少した。