アマデウス、12年は利益18%増-GDSとIT事業ともに好調
アマデウスITホールディングの2012年通期の業績で、収入は前年比7.5%増の29億1030万ユーロ、調整後利益は18%増の5億7510万ユーロとなった。これはGDS事業と、航空会社などにITシステムを納入するITソリューション事業が好調であったためという。
GDS事業の収入は5.8%増の22億100万ユーロで、航空予約数も3.5%増の4億1650万件。旅行会社による航空予約数に占めるシェアでは、全世界で0.9ポイント増の38.6%となったという。
ITソリューション事業の収入も13%増の7億940万ユーロで、「アマデウス・アルテア」に移行した航空会社が累計で109社となったこともあり、搭乗旅客数は28.4%増の5億6380万人に増加した。