「夫婦で旅行する」約6割、絆深まるかは男女差-楽天調査

 楽天リサーチと楽天トラベルがこのほど実施した夫婦の旅行に関するインターネット調査によると、夫婦で年に1回以上旅行に行っていると答えた回答者は全体の29.5%となった。「年に3回以上」も17.1%と高かったが、「以前は行っていたが、子どもができてからは行っていない」も24.1%となった。また、人気の旅行先は「温泉」だったという。

 「年に1回以上する」と答えた人のうち、79.61%は「寝室が同室である」と回答。一方で、「旅行に行っていない」と回答した夫婦は「寝室が別々の部屋」という回答が一番多く、寝室が同室である夫婦のほうがより2人での旅行に積極的な傾向にあると分析している。

 また、旅行に行くことで「夫婦の絆が深まると感じる」という回答は「少し感じる」と「非常に感じる」を合わせて71.2%。一方、「あまり感じない」と「まったく感じない」という回答も28.8%となった。男女別では、「絆が深まると感じる」男性が女性を13ポイント上回り、旅先などの非日常的なシーンでは夫の方が妻を大切に思っていると分析している。

 なお、調査は2月5日と6日の2日間、楽天リサーチに登録している全国約228万人のモニターのうち、30歳から69歳の既婚で配偶者と同居している男女1000人を対象に実施した。