HIS、福島復興支援スタディツアー、農業体験など用意
エイチ・アイ・エス(HIS)法人・団体・専門店事業部はこのほど、「福島の今を知り、私達の未来を考える2日間」の販売を開始した。福島の復興を支援するスタディツアーで、原発から約50キロメートルに位置する福島県二本松市東和地区を訪れる。同地区では、放射能汚染や風評被害に見舞われる中で安全な農産物を作り続けるために試行錯誤を繰り返しているという。
現地では、農業者が経営する農家民宿に宿泊。福島の現状、放射能汚染への取り組みについて学び、住民とも交流する。また、3月出発では、稲の種まきや餅つき体験、5月出発は田植え体験を組み込んだ。さらに、原発災害で避難した女性たちによる「かーちゃんの力・プロジェクト協議会」も訪れ、手作り弁当を食べながら話を聞く。
出発日は3月23日と5月25日。旅行代金は3月出発の場合は学生が1人2万3200円、一般が2万3700円。5月出発の場合は学生が2万4500円、一般が2万5000円とした。