JTBコーポレートセールス（旧JTB法人東京、JTBBWT）は、ロシアのソチで開催される第22回オリンピック冬季競技大会の応援ツアーの第2弾として、全20コースを設定した。3月下旬から販売を開始する予定だ。

　第2弾の応援ツアーでは、フィギュアスケート男女シングル、スキージャンプ、スノーボード、男子ノルディック複合など人気の高い種目を中心に11競技を観戦するコースを用意。閉会式の観覧を組み込んだコースも2種類設定した。

　コースでは、スキーフリースタイルと女子ハーフパイプなど複数競技を観戦するコースのほか、フィギュアスケート女子シングルのショートプログラムとフリーを観戦するような1種類の競技に集中したコースも設けた。そのほか、一部コースには世界遺産のクレムリンや赤の広場などを見学する、モスクワ観光を組み込んだ。

　競技観戦チケットは、ボブスレーとスノーボード男女ハーフパイプを除いた全競技で、最上位カテゴリーであるAカテゴリーの入場券を確保。宿泊施設は氷上競技会場までアクセスしやすいソチ・アドレル地区の「ヴェスナホテル」「ナジェージダホテル」や、雪上競技会場に近い「タチアナホテル」などを利用する。「ヴェスナホテル」内には、JTBツアーデスクを設置し、参加者の滞在をサポートする。

　なお、JTBBWTでは2月25日15時、第1弾の応援ツアーの詳細をJTBスポーツデスクのウェブサイトで発表。第1弾は「開会式、フィギュアスケート団体応援ツアー」とし、旅行期間は2014年2月5日から12日の8日間、旅行代金は2名1室利用、Aカテゴリー入場券込みで大人1名134万8000円とした。参加は抽選で受け付けるため、参加希望者はウェブサイトで抽選申込書をダウンロードの上、全国のJTB商品取り扱い店に持参、もしくは郵送FAXで応募する必要がある。3月21日に当選者を発表する。