JTB西、ぱしびいチャーターで利尻島・礼文島クルーズ発売-500名目標に

  • 2013年2月26日

 JTB西日本は2月22日、日本クルーズ客船の「ぱしふぃっくびいなす」をチャーターし、エースJTB(関西発)で敦賀港発着の「利尻島・礼文島クルーズ6日間」を発売した。出発日は6月25日限定で、500名の販売をめざす。

 利尻島や礼文島への旅行は、本来航空機やフェリーを複数回乗り換える必要があるが、JTB西日本ではぱしふぃっくびいなすをチャーターすることで目的地に直行。船旅を楽しみつつ利尻島と礼文島の観光を楽しめるようにした。また、敦賀までは、関西各地とJR敦賀駅から往復無料送迎バスを設定。追加料金でJR利用プランも選択可能とした。

 ツアーでは礼文島のみに生息する野生のラン「レブンアツモリソウ」や、「レブンコザクラ」、利尻島の「エゾカンゾウ」などのベストシーズンに島を訪問。オプショナルツアーとして「利尻島半日観光コース」「利尻富士の麓・ポン山トレッキングコース」「礼文島 自然と岬めぐりコース」「ネイチャーガイドと行く 礼文島トレッキング」の4コースを用意した。

 また、船内のイベントも設定し、利尻や礼文の自然についての講演や写真教室、歌謡ショーなどのエンターテイメントやデッキスポーツ、カルチャー教室などのアクティビティを提供する。

 日程は6月25日から30日までで、旅行代金は客室2名利用で19万円から82万5000円。受付最少人員は大人1名、最少催行人員は300名とした。

 なお、JTB西日本ではクルーズ旅行初心者向けに、ぱしふぃっくびいなすの船内見学会と説明会を開催。3月10日に神戸港第4突堤で実施し、参加費は1名1500円とした。参加はエースJTB取扱店またはJTB西日本コールセンターで受け付ける。