沖縄への修学旅行をアピール 県が大阪で「大博覧会」
沖縄県と沖縄観光コンベンションビューローはこのほど、大阪市内で「オールおきなわ大博覧会」を開いた。3月7日に新空港の開港を控える石垣島やNHK朝の連続テレビ小説「純と愛」の舞台、宮古島など八重山諸島や修学旅行先としての魅力を集まった旅行会社にアピールした。
沖縄県では今年から「Be Innovative!」を掲げている。新石垣空港に続き、2014年には那覇空港の新国際線旅客ターミナルや13万トン級の大型クルーズ船が接岸できる新バースが完成。そうした観光基盤の整備を背景に、新しい観光の潮流を生み出そうと試みをはじめた。
開会のあいさつで、沖縄県文化観光スポーツ部の平田大一部長は「オール沖縄で元気を発信していきたい」。財団法人沖縄観光コンベンションビューローの安里繁信会長は「LCCの台頭を含め流通が大きく変わった。仮説と決意を持って市場と向き合う」とし、3世代旅行や女子旅など季節ごとにターゲットを絞って誘致策に取り組んでいくとした。
修学旅行セミナーでは平和学習や自然・文化体験を紹介し、台風による航空機欠航の対応策などを説明した。
また会場には、各島の観光協会や旅館ホテルなどが出展したブースが並び、来場者にセールスしていた。
情報提供:トラベルニュース社