エア・カナダ、プレミアムエコノミー導入、新型機導入も
エア・カナダ(AC)は、国際線にプレミアムエコノミーを導入する。今後受領予定のボーイングB777−300ER型機やB787型機に搭載する。
プレミアムエコノミーでは、足元はエコノミーよりも7インチ広くし、座席幅とリクライニング角度にも余裕をもたせた。さらに無料アルコールサービス、専用機内食、空港での優先チェックイン・手荷物受け取りサービスも提供する。
プレミアムエコノミーは新たに導入するB777−300ER型機から搭載。これまでに2013年6月と8月に2機を受領することを発表していたが、さらに3機を11月と12月、2014年2月に追加受領する。これにより、ACが保有するB777ファミリーは300ERと200LR型機をあわせて計23機となる。
新しいB777−300ER型機の座席数はエコノミーが398席、プレミアムエコノミーが24席、ビジネスが36席。従来の同型機よりもエコノミーの座席数を増やしており、エコノミーやプレミアムエコノミーの需要が高い路線への投入を予定。まずは、7月11日からモントリオール/パリ線に投入する計画だ。
なお、日本路線への導入は未定だが、ACによると主要路線への新機材投入により、順次利用できるようになるという。