日本航空、燃油サーチャージ据え置き
日本航空(JL)は2月13日、4月と5月の発券分の燃油サーチャージについて、国土交通省に現行通りの額で申請した。基準となる2012年12月と2013年1月の平均燃油価格は126.51米ドルで、2012年10月と11月の127.65米ドルとほぼ変わらなかったため。設定額は下記の通り。
なお、JLでは2013年度に適用する燃油サーチャージ額の改定基準も発表した。現行の2012年度版と変更はないものの、2012年度版は円高効果を反映して燃油価格の高いゾーンを値下げしていたところで、円安傾向に対応すれば元に戻す可能性がある。JLでは「(円安は)まだ短期間での傾向でもあり(中略)同内容に据え置きます」とし、円安が進めば値下げ前の水準に引き戻す可能性を示している。
▽JL、燃油サーチャージ額※2013年4月~5月
路線/サーチャージ
韓国・極東ロシア/2200円
中国、台湾、香港/6000円
グアム、フィリピン、パラオ、ベトナム/7000円
タイ、シンガポール、マレーシア/1万1500円
インドネシア、インド、ハワイ/1万5000円
北米、欧州、中東、オセアニア/2万3500円