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全日空、エコトライアルフライト2013実施へ、復興支援も

  • 2013年2月14日

 全日空(NH)は3月に、2012年度にスタートした中長期環境計画「ANA FLY ECO 2020」の活動の一環として、「e‐flight(エコトライアルフライト)2013」を実施する。活動では、国内線、国際線の全路線機内でカーボンオフセット付き商品を特別販売し、商品代金の一部を一般社団法人more treesを通して、岩手県住田町の森づくりやフィリピン・キリノ州の植林活動などに活用する。

 また、商品は宮城県南三陸町で取り組んでいる「ANA こころの森」の間伐材を使い、地元の人々が製作したオリジナルグッズとし、震災復興も支援。国内線では3月31日まで、ANAオリジナルピンバッジを500円で、国際線では4月30日まで、ANAオリジナルパズルを2000円で販売する。通常の機内販売と同様に販売するが、ANAカードでの割引やマイル精算はできない。オフセットできるCO2排出量は、ピンバッジ1個で47キログラム相当、パズル1セットで395キログラム相当。395キログラムは成田/バンコク間の1人片道分とほぼ同じという。

 このほか、3月1日10時から3月31日23時59分までの期間、環境サポートマイルとして東北海岸林とサンゴの再生を目的にマイルの寄付を受け付ける。NHウェブサイトのマイレージクラブページで3000マイルから参加可能。1マイルを1円に換算してそれぞれの再生プロジェクトをおこなう団体に寄付する。