JTB、KNT、クラツー、ソチオリンピックの観戦ツアー発売へ

  • 2013年2月13日

 ジェイティービー(JTB)とKNT-CTホールディングスは、2014年2月にロシア、ソチで開催される第22回オリンピック冬季競技大会の観戦ツアーを発売する計画を発表した。

 JTBではJTBコーポレートセールス(旧JTB法人東京)のスポーツデスクで、第1弾の応援ツアーを販売する。ツアーは6泊8日で、開会式を観覧し、フィギュアスケート団体の全試合を観戦する。観覧席は、開会式、フィギュアスケート団体ともに、最上位カテゴリーであるAカテゴリーを用意。また、宿泊先は会場近隣のアドレル地区に設定。オリンピック・パークからソチ市内までは車で1時間必要となるため、レストランやコンビニなどの施設が整った大型ホテルを用意した。また、ツアーの最終日にはモスクワ市内観光も組み込んだ。

 ツアーは20名限定とし、3月1日から抽選申込受付を開始する。抽選結果の発表は3月21日とした。ツアーの詳細は2月下旬にJTBスポーツホームページ上に発表する予定で、現在ツアー情報配信メールマガジンの登録を受付中だ。

 また、KNT-CTホールディングスでは、近畿日本ツーリスト(KNT)とクラブツーリズムで商品を企画。人数限定でウェブでの販売を予定しており、2月末に詳細を発表し、3月1日から順次、申込受付を開始するとした。KNTでは関係者向けのオーダーメイド型の旅行の販売と、フィギュアスケート観戦ツアーの企画販売を実施。クラブツーリズムではスピードスケートやスキーツアーなどの観戦ツアーを造成、販売していく。

 KNT-CTホールディングスでは、オリンピック観戦ツアーを「統合シナジー効果へのチャレンジの一つ」と位置づけており、今後KNTとクラブツ―リズムの両社の強みを最大限活用し、商品販売を行なっていくとしている。