デルタ航空、羽田/シアトル線開設は6月1日-DOTの正式認可で

  • 2013年2月6日

 デルタ航空(DL)は、羽田/シアトル線に6月1日に就航する計画を発表した。これは、現地時間2月5日に米国運輸省(DOT)がDLの同路線の開設について、正式に認可したことを受けたもの。DOTは2012年11月15日、DLの羽田/デトロイト線の発着枠を羽田/シアトル線へ振替することについて暫定的に承認しており、DLは11月の暫定承認当時は就航時期を3月としていた。今回の発表では当初予定より3ヶ月延期して就航する予定だ。

 羽田/シアトル線の開設により、DLは羽田、成田の2空港からシアトルへ就航することとなる。これについて、デルタ航空(DL)日本支社長の森本大氏は、先日の本誌インタビューで、成田はアジアのハブ空港、羽田は都心部の需要に対応する空港という棲み分けがはっきりしているとし、成田/シアトル線も維持すると明言。羽田線については「羽田から米国に行くということについて、我々としてももう少し認知を向上していかなければならない」との考えを示した。

 羽田/シアトル線の運航機材はボーイングB767-300ER型機の予定。なお、DLは6月1日から成田/シアトル線にはB747-400型を導入する予定としており、これにより、太平洋を横断する全路線でビジネスクラスにフルフラットベッドが導入されることとなる。

[b]※訂正案内(2013年2月7日10時00分 編集部)
訂正箇所:本文第3段落 運航機材
誤:羽田/シアトル線の運航機材はボーイングB747-400ER型機
 ↓
正:羽田/シアトル線の運航機材はボーイングB767-300ER型機