マレーシア航空、ワンワールドに正式加盟、2月1日付け
マレーシア航空(MH)は2月1日、ワンワールドに正式加盟した。MHの約30ヶ国、60超の都市への路線と、クアラルンプールのハブがワンワールドの路線網に加わることになる。特にブルネイほか16都市は新たな就航地となり、ワンワールドの路線網は156ヶ国842都市に拡大する。また、機材数は約2500機、1日あたりの便数は約9000便、年間旅客数は約3億4000万人となる。
MHの加盟に合わせて、ワンワールドではマレーシアの周回旅行用運賃「ビジット・マレーシア・パス」を設定。MH国内線が割引運賃で利用できるもので、ワンワールド加盟航空会社の国際線航空券の購入時に同時に予約、購入が可能だ。
また、MHや他の加盟航空会社が提供するマイレージプログラムの会員が対象期間中にMHに搭乗すると、通常の2倍のマイル数を付与するキャンペーンも計画。期間は2月15日から4月15日までの搭乗分。
なお、現在加盟準備中のカタール航空(QR)とスリランカ航空(UL)の加盟が実現すると、ワンワールドの路線網は159ヶ国860都市となる予定だ。