JNTO、外国人観光案内所を74ヶ所追加認定-計342ヶ所に

  • 2013年1月31日

 日本政府観光局(JNTO)はこのほど、外国人観光案内所を新たに74ヶ所追加認定した。外国人観光案内所は訪日外国人旅行者の受入環境整備の一環として、観光庁が2012年度から認定制度を開始したもの。観光庁では各案内所からの情報などを政策の企画、立案に活かすことで、案内所のネットワークの機能向上や、外国人旅行者の利便性、満足度向上につなげていく考えだ。

 すでに12年10月に268ヶ所を認定していたが、JTNOによると全国の観光案内所から追加の認定希望が多く寄せられたことから、11月に追加募集を実施。今回の追加認定により、外国人観光案内所の合計は342ヶ所となり、全都道府県に案内所が設置されたこととなる。

 今後はJTNOで各案内所間のネットワークを確立し、案内所の機能向上をはかり支援サポートを実施していく。また、JNTOや観光庁のウェブサイト、JNTO海外事務所を通じて、案内所の情報を海外に発信し、周知徹底をはかる。さらに、財団法人国際観光サービスセンター(ITCJ)で地図を作成し、各案内所やJNTO海外事務所で配布。各種ガイドブックや旅行会社、地図出版社に対し、それぞれが発行する媒体への掲載を働きかけていくとした。