MSCクルーズ、伊食品「イータリー」と提携、新造船にレストラン
MSCクルーズはこのほど、イタリアの食品関連企業であるイータリーと提携した。提携の第1段階として、2013年3月23日にジェノバで命名式を予定する新造船「MSCプレチオーサ」に2つのレストラン、イータリーレストランとリストランテ・イタリアを導入する。
イータリーレストランは80席。ランチとディナーでは、パスタ、野菜、シーフード、肉料理、ハムやチーズなど18種類の料理を提供する。また、リストランテ・イタリアは24席でディナー時のみオープン。ワインと共に最高級の家庭料理を提供する。
なお、イータリーは2007年設立で、現在は日本とアメリカでも事業を展開。イータリーのシェフによる料理は、スローフード協会が小規模生産者の保護と職人技が生かされた製品の質の保持を目的に設定した、認定プログラム「プレシディオ」に合格した食品を使用するという。