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JTBBWT、鎌倉市で電動バイク普及促進の実証実験

  • 2013年1月24日

 JTBコーポレートセールス(旧JTB法人東京、JTBBWT)は1月24日から、鎌倉市で電動バイクの普及促進を目的とした実証実験「e‐KUNI つくろう鎌倉バイクプロジェクト」をおこなう。これは、「環境省 平成24年度地球温暖化対策技術開発・実証研究事業 電動バイク普及促進に資するバッテリー交換ステーション事業化のための実証研究」の実証実験で、兼松コミュニケーションズ、スズキ、パナソニックシステムソリューションズジャパン、リサイクルワンの4社と共同で実施する。

 実証実験では、バッテリー1個の満充電で約30キロメートルという航続距離の短さと、外出先で充電がしにくいという課題点を持つ電動バイクの利便性を向上させるため、想定行動範囲内にロッカー形式のバッテリー交換・充電設備を整備。電動バイクには、日本で初となるバッテリー状態の監視機能付きバッテリーを搭載したバッテリー着脱式電動バイク「e‐Let's」を利用する。

 また、利用者がバッテリー交換のタイミング、充電情報、空き情報を把握し予約できる「情報提供システム」を開発。電動バイクのバッテリー交換・シェアリングサービスの事業化を検証していく。

 実験の期間は3月18日まで。合計30台の電動バイクを15ヶ所程度の事業所に配備し、鎌倉市役所、市内のガソリンスタンドなど5ヶ所にバッテリー交換ステーションとして充電ロッカーを設ける。