JTBロイヤルロード、音楽鑑賞ツアーの上期商品発表-「ゆとり」旅を新設
JTBロイヤルロード銀座は1月22日から、音楽鑑賞ツアー「音楽の旅 ライブ」の2013年度上期商品の販売を開始する。今年は日程にゆとりをもたせた「ゆとりのライブツアー」シリーズを新設。また、2013年が作曲家のヴェルディ、ワーグナーの生誕200年であることから、公演の鑑賞とゆかりの地を訪問する記念商品を企画した。コース数は合計29コース。
「ゆとりのライブツアー」では、年配の参加者を中心に「もっとゆったりした、夜の公演に備えられる行程にしてほしい」などの要望があったことから、今までの多くの訪問地、音楽鑑賞を盛り込んだ詰め込み型のコースとは異なり、ゆったりした行程のコースを設定。1都市に最低3連泊し、訪問都市は最大2都市まで、観光は半日にして夜の公演に備えるなどゆとりをもたせた。また、鑑賞公演は最上位ランクの席を押さえ、宿泊場所は演奏会場に近く、グレードの高いホテルを用意した。
また、ヴェルディの記念企画商品では、ヴェルディが過ごしたイタリアでオペラを見学する8日間のコースを設定。ミラノのスカラ座やヴェローナ野外音楽祭で、オペラ「アイーダ」などの作品を鑑賞する。さらに、ゆかりの地としてヴェルディの生誕地や記念館、ヴァイオリン製作で有名な街であるクレモナ、オペラ「リゴレット」の舞台である世界遺産のマントヴァなどを訪問する。出発日は6月13日と7月20日で、旅行代金はエコノミークラス利用の場合、6月13日発は1名69万8000円、7月20日発は1名74万8000円とした。
また、ワーグナーの記念企画では、ワーグナーゆかりのルツェルンの6連泊する9日間のコースを用意。ルツェルン音楽祭でオペラ「ニーベルングの指輪」4部作を鑑賞するほか、チューリッヒも訪問し、ワーグナーゆかりの博物館を見学する。出発日は8月29日で、旅行代金はエコノミークラス利用で1名62万8000円。