ルックJTB、西日本発は9%増の38.8万人目標-旅行代金2%減、新商品設定も

  • 2013年1月20日

 JTB西日本は、ルックJTBの西日本発商品において、取扱人員で前年比9%増の38万8000人をめざす。西日本発着商品では、旅行代金をハワイやミクロネシア、ヨーロッパ、アジア、中国方面で引き下げ、全方面平均で前年比2%減とし、値頃感のある価格を設定した。また、新商品として、特別企画商品「世界の花」や、ルックJTBの「くつろぎの旅」で西日本発商品を新たに用意。「女子旅つくるプロジェクト」では対象方面を拡大した。

 特別企画商品「世界の花」は、2012年度に発表した「世界の祭り」に続く「世界のシリーズ」として設定。世界中の花のスポットにテーマを絞り、花の開花時期に合わせた8コースを設け、花にまつわるコースオリジナルの特典などを盛り込んだ。例えば、「スイス花の風景を訪ねる旅8日間」では、6月から7月に実施し、500種類以上の高山植物が楽しめるシーニゲプラッテ高山植物園をガーデンデザイナーとともに訪問。コース限定の花土産としてエーデルワイスの押し花をプレゼントする。

 また、くつろぎの旅では往復Cクラスを利用し、最大参加人数を10名に限定。マスター添乗員もしくはグランドマスター添乗を担当するなど、品質にこだわった。さらに、通常のツアーでは訪問できない特別な観光や食事も設定した。例えば1日1組限定として、ホノルルのトランプインターナショナルの1ベッドスイートオーシャンルームに宿泊し、専属料理人が最終日の夕食を調理するプランを設けた。このほか、女子旅つくるプロジェクトでは、ソウル、バリ島などアジア方面を拡大。2012年度はハワイ、グアム、シンガポールで設定し、販売人員は6000名強と好調に推移したという。

 方面別の目標取扱人員は下表の通り。なお、12年度は2%増の35万6000人となる見込みだ。