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主要58社、11月の海外旅行は2.5%減、3ヶ月連続減

  • 2013年1月16日

 観光庁がこのほど取りまとめた2012年11月の旅行取扱状況速報で、海外旅行の取扱額は前年比2.5%減の1829億8129万円となった。9月以降3ヶ月連続の前年割れで、観光庁によると一部の旅行会社からは引き続き中国と韓国が低調と報告されているという。パッケージツアーの動向では、取扱額が3.0%減の552億4567万円、取扱人数が10.5%減の32万6042人となっている。

 企業別で取扱額が最も多かったのは、ジェイティービー(JTB)グループ14社で1.8%増の398億1813万円。次いでエイチ・アイ・エス(HIS)が1.0%増の246億3085万円、阪急交通社が5.9%減の195億8488万円、日本旅行が9.4%増の130億7874万円、近畿日本ツーリスト(KNT)が10.7%減の105億4102万円となった。

 伸び率では、ジェイアール東海ツアーズが51.8%増で最も高く、i.JTBが26.7%増、東武トラベルが23.4%増などと続いた。

 なお、海外旅行以外では、外国人旅行が13.0%増の62億9646万円、国内旅行が2.7%増の3614億6633万円、合計が1.0%増の5507億4408万円となった。


▽主要旅行会社取扱概況
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