中部、12年の国際線旅客数は5.4%増-10月以降は尖閣、竹島の影響続く

  • 2013年1月15日

 中部国際空港の2012年通年の利用実績で、国際線旅客数は前年比5.4%増の454万190人(11月、12月は推計値)となった。東日本大震災の反動もあり、1月から9月まではプラスで推移。10月以降は尖閣・竹島問題で3ヶ月連続で前年を下回っている。国内線は4.8%増の470万6819人で、8月を除きすべてプラス成長となった。

 また、旅客便の発着回数は、国際線が3.4%の2万9092回で、2月から11ヶ月連続で前年を上回った。国内線は0.6%増の5万825回だった。

 なお、12月単月の実績(速報値)は、国際線が5%減の34万2700人、国内線が6%増の35万3634人、合計で前年並みの69万6334人となった。旅客便の発着回数は、国際線が1%増の2379回、国内線が3%増の4268回だった。