デルタバケーション、13年上期は6600名目標-羽田/シアトル線商品も
アールアンドシーツアーズ(R&C)は1月10日、デルタ航空(DL)指定のパッケージツアー「デルタバケーション」の2013年上期商品の販売を開始した。2月中旬にかけて順次商品を発売していく予定で、両ブランド合わせて合計6600名の送客をめざす。
「デルタバケーション」では「グアム・サイパン・パラオ」「ハワイ」「アメリカ・アラスカ・カナダ・カンクン・南米」「ディズニーUSA」の4種類のパンフレットを設定。東京、中部、関空発着とし、ハワイのみ福岡発着も用意した。また、値ごろ感のある「デルタバケーションカジュアル」では東京、中部、関空発着で「グアム・サイパン・パラオ」「ハワイ」の2種類を設定した。
今期は商品企画において現地でのサービスの充実をはかり、商品価値の向上をめざした。例えば、ミクロネシア方面とハワイ方面では、観光や食事を組み込めるコースを新設。さらに、アイランドラウンジのサービスを拡充し、グアムやワイキキのラウンジでは無線インターネット回線を無料で使えるようにした。また、ハワイ方面では新サービスとして、ワイキキ近郊のショッピングエリアを訪問する「カポレイショッピングシャトル」を追加した。
アメリカ方面では新規就航予定の羽田/シアトル線を活用したツアーを設定。DLのネットワークを活かし、アメリカ・カナダの大自然や南米の世界遺産などを訪問する周遊型のコースを拡充した。また、アラスカでは、デルタバケーション初となる、添乗員付きツアーを新設した。
なお、各方面別の販売目標人員は、ミクロネシアが3800名、ハワイが2200名、アメリカ・カナダ・南米が600名となっている。