エイチ・アイ・エス（HIS）子会社のクオリタはパッケージツアーブランド「QUALITA」を刷新する。パンフレットの方面を拡大するとともに、サービス内容の充実をはかる方針で、1月発売のパンフレット掲載商品から順次実施していく予定だ。

　方面は、既存のハワイ、バリ島、アジアビーチ、モルディブ、アジアシティの5方面に加え、1月初旬には新たにヨーロッパを追加。既存パンフレットのリニューアルも順次おこなっていく。さらに、昨年から取扱を開始した国内旅行についても、既存の「沖縄」「伊勢・志摩」に加え方面を拡張していく考えだ。

　サービス面では、成田空港ラウンジサービスを新設。成田空港のラウンジを利用できるほか、タイ、シンガポール、クアラルンプール、バリ島、モルディブなどでは帰国時のラウンジ利用も可能とした。また、従来実施している「滞在先ならではのこだわりのレストランでのディナー」で、提供するレストランの見直しを実施。例えばホノルルではイタリア料理店「タオルミーナ」や創作和食料理店「モリモト」を選択肢に加えた。そのほか、「滞在ホテルでのこだわりの客室」「日本語コンシェルジュによる滞在サポート」などのサービスの強化もはかる。

　また、同社では1月4日から「QUALITA初夢フェア」を展開。例えば「2月・3月出発特別企画　ビジネスシート体験プラン　ハワイ6日間」では、チャーター直行便を利用し、通常ビジネスクラスで利用する座席を用意。ホノルル滞在中は専用コンシェルジュが日本語でサポートをおこなう。旅行代金は、大韓航空（KE）、ヒルトン・ハワイアン・ビレッジオーシャンビュー1室2、3名利用で大人1名16万8000円から22万3000円とした。