日本旅行、女子大生開発の会津若松ツアー、「人物観光」テーマに

  • 2012年12月25日

 日本旅行は12月25日、跡見学園女子大学の学生が企画した旅行商品「会津若松・現代の八重に会いに行こう!」の販売を開始した。これは跡見学園女子大学マネジメント学部の学生が、風評被害で苦しむ会津若松市への復興支援策として企画したもの。販売店舗は、関東・甲信越地区の日本旅行グループ店舗。

 商品のコンセプトは「女性をテーマにした会津若松の魅力発信」、キーワードは「人物観光」に設定。来年の大河ドラマ「八重の桜」に登場する、「幕末のジャンヌ・ダルク」とも呼ばれたという「新島八重」に着目し、会津若松の女性の強さを受け継ぐ4名の「現代の八重」と交流することで、会津若松の魅力を伝えていく。

 なお、同商品は首都圏各地からのJRと東山温泉「原瀧」の宿泊をセットにしたツアーのオプショナルプランとして設定。設定日ごとに担当する「現代の八重」1名との交流の場を1時間用意し、2013年1月から3月までで500名の販売をめざす。ただし、4月以降も継続して販売する予定だ。